女の抜け毛予防法
「抜け毛」とは、抜けた後の毛のことを指します。頭皮から毛が抜ける状態を脱毛と言います。
つまり、「抜け毛予防」とは、異常な抜け毛を予防し、脱毛させないためのケアというわけです。
まずは、抜け毛の原因となる頭皮のトラブルをあげてみましょう。
■フケ・かゆみ
頭皮の皮脂の分泌量が多くなると、皮脂に含まれる過酸化脂質が増加します。それが頭皮を刺激し、かゆみを引き起こします。頭皮をかくことで炎症がおき、フケの発生につながります。ちなみに、つめは頭皮以上に清潔ではないので、「頭をかく」という行為自体、控えた方が良いでしょう。
■細菌の繁殖
フケが多く発生すると、それを栄養源とする細菌(フケ菌)が繁殖します。その細菌が原因となって、さらに炎症が起き、頭皮のコンディションが悪化します。異常を感じたら、ひどくなる前に皮膚科に行きましょう。素人判断で薬を使うと、さらに悪化してしまうことがあります。
■乾性肌
逆に、洗髪のしすぎなど、何らかの原因で頭皮の皮脂が減りすぎると、肌と同じように「乾性肌」になってしまいます。そうなると表面の角質が剥がれ、頭皮内部の水分が蒸発してしまい、バリア機能が低下します。細菌や微生物が頭皮の中に入り込み、腫れなどの原因となります。
上記のほかに、アトピー性皮膚炎やアレルギーが原因で起こる皮膚炎も考えられます。
これらも病院で適切に対処してください。
また、脱毛には季節的な要因も考えられます。通常、洗髪やブラッシングなどで自然に抜ける髪の毛は1日120本ぐらい。私どもの抜け毛調査によると、3月~8月にかけて、抜け毛が若干多いことがわかりました。動物と同じように、人間にも換羽(毛?)期があるのかもしれませんね。
上記のような頭皮のトラブルを起こさないためには、やはり頭皮を清潔にすることが一番です。髪と頭皮を正しく手入れして、頭皮トラブルが起こらないように心がけてください。
正しい髪と頭皮のお手入れ法
■洗髪は「もみ洗い」で
頭皮と髪の毛を清潔に保つためには、正しい洗髪を心がけてください。まず、髪と頭皮をお湯で洗います。次にシャンプーを泡立てて頭皮につけます。つめを立てず、1分以上、指のはらでていねいに洗います。シャンプー3回に1回の割合で良いので、毛穴の汚れを指の腹でもみ出すように洗いましょう。これが「もみ洗い」です。決して頭皮をこすらないように。もちろん、自分の髪の毛に合ったシャンプーを使用することが基本です。(参照:記事「そのシャンプーがあなたの髪の悩みの原因!?」)
■頭皮をマッサージする
シャンプーの時以外でも、頭皮を健康な状態に保つために、頭皮をマッサージしてあげましょう。マッサージといっても、いつでもどこでもできる簡単なもの。仕事の合間やテレビを見ている時などに、指先で頭皮を軽くたたくだけ。合わせて、手にひら全体で頭を包むようにし、頭皮を前後に動かすとさらに効果的です。これによって、頭皮の血行が良くなり、新陳代謝が促進され、健康な髪の毛が生えてきます。マッサージの際は、つめを立てたり、強くたたいたり、頭皮をこすったりしないことがポイントです。
髪の毛や頭皮の状態を健康に保つためには、生活習慣を見直すことも大切です。
■栄養バランスの良い食事を摂る
とにかく栄養バランスの良い食事を心がけましょう。いい皮膚をつくるために必要なのは亜鉛。それを多く含んでいるのは貝類です。それから、動物性タンパク質。肉類、タマゴに多く含まれます。メニューとしては、コラーゲンもいっしょに摂取できる、鶏がらスープがおすすめ。アサリなどの貝類を加えると、さらによいですね。
■生活のリズムを大切に
そして、生活のリズムを大切に、早寝早起きすることも大切です。特に、22:00から翌2:00までの間は就寝していたいもの。寝ている間に副交感神経が活動し、身体を正常な状態にリセットするからです。
■喫煙はNG、飲酒はほどほどに
最後に、喫煙は血管を収縮させるので控えた方がよいでしょう。血管が収縮すると血行が悪くなり、身体のすみずみに栄養が運べなくなってしまいます。逆に、アルコールは少量ならば血行を良くする効果があるので、問題ありません。